令和3年11月14日(日)9時30分桜山第一駐車場集合。11月中旬、約170本のカエデやモミジが濃い紅色や黄色に色づき紅葉の見頃を迎えている偕楽園「もみじ谷」。そして、イチョウ並木が黄色く色づく黄葉の見頃を迎ている「茨城県立歴史館」。本日は、その二つの紅葉の絶景スポットを巡るコースをみんなでハイキング。フィールドビンゴゲームを楽しみ、秋の自然観察をして、色とりどりの落ち葉を拾い集めながら、コースを巡りました♪

偕楽園「もみじ谷」を出発点に、フィールドビンゴカードに書かれてある「ぐるぐる」「ざらざら」などを 五感を活かして探していきます。「これは、一体なんだろう…!?」と見つけたものをじっくり観察して、一緒に歩くお父さん・お母さんにメモしてもらいます。スカウト同士、見つけたものを教え合い、協力しながら次々と見つけ出し、自然豊かなハイキングコースはまだまだ先にも続くのに…出発点の「もみじ谷」でタテ・ヨコの列が全て揃っているスカウトもいました。スカウトたちの集中力、恐るべし!

偕楽園「もみじ谷」を後にして、陸橋「梅桜橋」を渡り、偕楽園西門を通り抜け、「茨城県立歴史館」へと進みます。歴史館敷地内に入る急な坂道を息を切らしながら登る隊長でしたが、スカウトたちは元気に駆け上がって行きました…。スカウトたちの体力、恐るべし!

急な坂道を上がった先には、イチョウ並木の黄葉が太陽の光に照らされて金色の世界が広がっていました。通路一面には黄葉した落ち葉が黄色の絨毯のように広がり、スカウトたちはその葉を両手いっぱいに集めて、青い大空に投げ上げます。そして、満面の笑みを浮かべて、イチョウの落ち葉シャワーを浴びていました♪

歴史館の一角にある県指定文化財「旧水海道小学校本館」前の芝生一面にはケヤキの落ち葉が茶色の絨毯のように広がっていました。その落ち葉を見た時、隊長がやりたかったことがありました。それは…「落ち葉のお布団掛け」です。みんなで協力しながら落ち葉をかき集め、地面に寝転がったスカウトの身体の上に落ち葉を掛けていきます。天を仰ぎ、風を感じ、自然の一部になった感覚を体感できたことと思います。

最後は、互いに落ち葉を掛け合い「雪合戦」…ならぬ「落ち葉合戦」をみんなで楽しみました♪

あっという間に活動終了の時間になってしまいました。一ヵ所のフィールドで、自然観察を行えば、もっと時間的余裕が持てたかもしれませんが、偕楽園「もみじ谷」の紅葉と「茨城県立歴史館」の黄葉が見頃なこの時期に、どうしてもスカウトたちにこの2ヵ所の絶景を満喫して欲しくて、欲張って長いコースを歩いてもらいました。最後まで頑張ったスカウトたちでした!

春に『お家スカウティング』で自分の住む町で「春のフィールドビンゴゲーム」に挑戦してくれたスカウトは、「春」と「秋」の自然のフィールドで見つかるものの違い、季節の移り変わりも体感できたことと思います。

さて、今回、ハイキングをしながらみんなに集めてもらった落ち葉は、次回の活動で『落ち葉アート』を作成する予定です。どんな作品が出来上がるのか…楽しみです♪

次回のBVS隊活動のお知らせ

11月28日(日)9時30分から12時00分

場所:赤塚ミオス

※体験参加ご希望の方は、HPお問い合わせフォームによりご連絡ください。