2月4日(日)9時30分野営場に集合。本日の活動は、日本伝統行事「どんど焼き」を体験しました。「どんど焼き」とは、 家に飾ってあった松飾りやしめ縄を、竹やわらで作った「やぐら」と共に、無病息災や五穀豊穣を願って燃やす日本の伝統行事です。地域によって1月15日頃の小正月に行われたり、節分に行われたりします。
活動日前日は、ちょうど節分👹。4日は立春🌸
暦のうえでは、「冬」から「春」へと季節が変わり、新しい年を迎える一年の始まりを意味しますので、スカウトたちの無病息災を願いみんなで「どんど焼き」を行いました。
まずは、野営場の鬼👹退治!
みんなで手を繋いで作った大きな輪をくぐり、「鬼は外!」「福は内!」と元気な声で野営場内の『鬼👹』を払い『福』を呼び込みます。
お次は、新聞紙を丸めて作った「豆」を投げつけて、鬼👹退治!
『赤鬼』と『青鬼』の的をめがけて、「豆」を投げます。最初は、なかなか的に当たらないスカウトも何回も投げ続けているうちに…的に上手に豆が当たるようになりました♪ みんなの豆が的に当たって『赤鬼』も『青鬼』も無地退散!👹💦
鬼が退散したところで、いよいよ「どんど焼き」の準備に入ります。
どんど焼き用のお団子作り。たくさん作って、カブ隊にもお裾分け♪ 大小様々な形のお団子が完成!
どんど焼きの「やぐら」も作ります。野営場内の枯れ枝を拾い集めます。
スカウトたちの観察力は、枯れ枝集めをしている最中にも発揮されます!
「これ、なんだ…⁉」😲
スカウトたちは、枝ではない…枯れた鞘いんげん豆のような長い実!?を見つけました。
「かたいけど…中身はどうなっているんだろう…⁉」「割ってみよう!」
好奇心旺盛なスカウトたちは、即、行動! 石で、鞘を上手に割り、本当に「豆」が入っていることを確認!👍
わらや正月飾り、スカウトたちが拾い集めた枯れ枝で「やぐら」を組みます。組んだ「やぐら」の周りには、スカウトたちの書初めも入れていきます。書初めも一緒に燃やすことで、字が上手になる・賢くなるといわれています。
そして、スカウトたち一人ひとりに新しい年に「頑張りたいこと!願いごと!」を宣言してもらいます。
みんなの願いが天まで届くように願いを込めて「やぐら」に火をつけます。
「やぐら」に放つ「火」は、火打石でリーダーが火起こしをしてくれました!
着火ライターでしか火をつける場面を見たことのないスカウトは、石で上手く火がつくのか…心配顔でした。
火打ち石でしっかり火種を作り、見事に「やぐら」に点火!🔥瞬く間に「やぐら」が一気に燃え上がりました。
燃え上がる炎🔥とともに、スカウトたちの願いも天に届いたことでしょう♪
最後に、「どんど焼き」の火🔥を囲んで、自分たちで作ったお団子を串に刺して焼いていきます。
火の回りは熱いし…煙たい!でも、食べたい!
焼いたお団子は、きな粉や醤油など好きな味つけをして、美味しくいただきました♪🥰
🌸立春の日🌸に「どんど焼き」の焚火にあたり、その火で焼いたお団子を食べた皆様は、新年も無病息災で過ごすことができることでしょう♪
そして、年神様はみんなの願いをきっと叶えてくれることでしょう♪🥰