12月10日(日)今年度最後の団行事であるクリスマス会を開催しました。今年は新型コロナウィルス5類移行を受け、3年ぶりに会場を水戸市福祉ボランティア会館(ミオス)に戻し、会食ありでの会となります。当日はスカウト・保護者・団関係者が約100名が集まり、にぎやかに開かれました。
ミオスに朝9時半集合。午前中スカウト達は赤塚駅前のスーパー入口でのユニセフ募金と、会で披露するスタンツ(出し物)の練習を各隊ごとに行いました。
その間、お母さん方と団委員達は食事作りに励みます。久々の会食のため、準備の経験者が少なかったのですが、みなさんテキパキと手際良く調理を進め、目標の終了時刻12時までに見事に仕上げていました。さすがです☆彡
12時からは、かわってスカウト達が腕を振るう番です。これも3年ぶりとなったクリスマスケーキ作り。各隊テーマを決めて、思い思いにケーキをデコレーションしていきます。クリームを泡立てるところから、飾りつけまで、それはもうにぎやかに手を動かしていました。
出来上がったケーキには各班が「ゆきだるまケーキ」など名前を付けて、それぞれ「いっぱい食べれていいで賞」「職人で賞」等など、思わずクスっと笑ってしまうような賞を受けていました。
会はまず食事からスタート。ごちそうが並ぶテーブルに、スカウトも大人もそれぞれ自分の好みの料理を目指し、好きなものを好きなだけ盛り付けて食べる、夢のような時間です。ごちそうはたっぷりあり、100名のお腹を満たしました。そしてデザートのケーキには長蛇の列。スカウトは自分達が飾り付けたケーキを嬉しそうに頬張っていました。
お腹も満たされたところで、いよいよパーティにはじまりです。サンタさんが颯爽と登場し、サンタさんも見守るなか、まずはビーバー隊のスタンツがはじまります。かわいい歌とダンスに、観客は手拍子を取りながら自然と笑みが浮かんでいました。この日みんながつけていたお花のブレスレットは、スカウト達の手作り。好きな花紙を選んで作ったというだけあって、一人一人によく似合っていました。
続くカブ隊のスタンツは3班に分かれての創作劇を披露しました。各班とも小道具までしっかり準備され、セリフやナレーションもハッキリしていて、会場は大盛り上がり。笑い声が響く楽しいスタンツでした。短期間で仕上げたとは思えない内容で、スカウトの成長を感じることができました。
ボーイ隊はゲーム大会。じゃんけん列車では、サンタさんも交じって会場全体を使ったゲームとなり、大いに盛り上がりました。
そして最後はお待ちかねのプレゼント交換。サンタさんから一人一人に手渡されていました。
会の全体を通してベンチャースカウトが司会を行い、各スタンツの合間にゲーム等もはさみ、スムーズに進行していたのはさすがです。
コロナ禍を経て、会食付きで団全体が一堂に会したクリスマス会。今年の締めくくりにふさわしい、おいしく楽しい1日となりました。2024年もスカウト達のたくさんの笑顔に出会えますように!
★追 記★
会終了後は、今夏、第25回世界スカウトジャンボリー(25WSJ)に、茨城県連盟第1隊の派遣隊長として参加した小林団委員長より、スライドを使っての報告がありました。韓国での25WSJは、酷暑や台風など、様々なハプニングに見舞われましたが、参加スカウト達は自ら楽しむ姿勢であったとのこと。多くのスライド写真での表情、帰国時の集合写真での笑顔がそれを物語っています。8団からは5名のスカウトが参加。多くのプログラムでの国際交流を通して、大きく成長したことでしょう。4年後の世界ジャンボリーの舞台はポーランド。次回はどんな報告が聞けるか…とても楽しみです。