２月19日（日）、水戸第８団野営場にてB-P祭を開催しました。
ボーイスカウトの創始者ベーデン・パウエル卿の生誕を祝して全国各地で行われるB-P祭。水戸第８団では毎年各隊と団委員が野外料理と会食で祝ってきましたが、コロナ禍により、２年間中断を余儀なくされていました。
３年ぶりの団全体での開催となったB-P祭は、開会セレモニーの後、ボーイ隊によるB-P紹介の寸劇が行われ、ボーイスカウトのスローガンのひとつ「日々の善行」について「みんなはどんな良いことをしているかな？」の問い掛けに、多くのスカウトから答えが返ってきていました。
ボーイ隊による寸劇
B-Pを紹介する資料を展示
その後はいよいよ各隊に分かれての野外料理です。
ビーバー隊は、ピタパンサンド作りに挑戦。保護者のお手伝いとともに、小さな手でパンを形成しフライパンで焼いていきます。中にはさむポテトサラダ作りにも大きなボウルを使って大奮闘です。
パンを形成
大きなボウルでポテトサラダ作り
火に注意して、裏側も焼きます！
カブ隊はおから団子の塩こうじスープ作り。スープに入れる野菜を切ったり、団子をこねたり、初めて包丁を使うスカウトも「猫の手」をしっかり守り、安全に気を付け調理していました。
初めてでも上手に切れた！
塩こうじでスープの仕上げ
ボーイ隊はこの日耐寒キャンプの２日目。メニューのチリビーンズは、昨晩から豆をコトコト煮込んだ一品です。パンと一緒にいただきます！
じっくり煮込んだチリビーンズ
ローバー隊は、ダッチオーブンで焼き上げたローストチキン、ジャガイモと玉ねぎ添え。丸鶏の中には栗のおこわ入りという豪華なメニューで、しっとりジューシーに仕上がっていました。さすがローバー隊です！
分厚いフタが特徴のダッチオーブン
熱々のチキンが焼き上がりました
団委員担当は、スパゲティ＆ペンネのミートソース、ナポリタンとニンジンサラダ、そして即席で作ったペペロンチーノ。子どもから大人向けの各種の味を揃えて、お代わりも続出でした。
パスタの仕上げにチーズもどうぞ
今回の調理は、火力として、カセットコンロ、ガスバーナー、焚火と各隊さまざま、調理器具もダッチオーブンや大鍋とバラエティーに富んでいました。共通するのは、熱々の料理を頬張るみんなの美味しい笑顔です。団全体で「いただきます！」ができる喜びを久々に味わうことができました。
ビーバー隊
カブ隊
ボーイ隊
ローバー隊
食事の後は、カブ隊の工作、ハバザック置き場を見学。ロープワークを駆使した力作にビーバー隊のみんなも興味津々。カブ隊に上進したらやってみようね！
バッグを置いてみよう！
３年ぶりの開催となったＢ-P祭。感染防止に留意しながら団全体でぶじ開催でき、笑い声が響く野営場に、以前の活動が戻りつつあることを実感した１日となりました。
また、当日はトルコ地震の義援金を募ったところ、２４，５６１円の義援金が集まりました。ご協力いただいた皆さま、ありがとうございました！
義援金は日本赤十字社等を通じてトルコに届けます