12月11日(日)9時30分水戸市千湖町逆川緑地に集合。体験のお友達も加わり本日も大きな大きな輪で活動開始です♪

スカウトたちは逆川緑地内で不思議な石を見つけました。「これは…なんだろう?」「ピザ窯かな…?」と話していると、そこに水戸8黄門様が現れたのです!

「その昔、わしはこの辺りで『水のわく場所』を見つけて、このように石を使って『笠原水道』を造ったのじゃ!しかし…その『水のわく場所』がわからなくなってしまったのじゃ!そこで、水戸8団ビーバースカウトの君たち、わしの家来となり、その場所を探してほしい!」と水戸8黄門様からお願いされました。

そこで…まずは、ビーバースカウトたちは『侍☆SAMURAI』の認定試験に合格しなければなりません。

第一の『侍☆SAMURAI』試験は…『水戸8団SAMURAIたるもの「8の字」結びができること!』

第二の『侍☆SAMURAI』試験は…『水戸8団SAMURAIたるもの「体力」がなくてはならない!』

手先も器用で元気な水戸8団ビーバースカウトたちは、二つの試験に全員見事に合格。水戸8黄門様から『水戸8☆SAMURAI』バッジを与えられました。

『水戸8☆SAMURAI』バッジを身に付けたスカウトたちは「助さん」チームと「格さん」チームに分かれて行動開始。『水のわく場所』を探す手がかりは、水戸8黄門様から手渡された『覚え書き』。これを頼りに探検に出発です!

果たして…『水のわく場所』を探し出すことができるのでしょうか…⁉

ガンバレ!『水戸8☆SAMURAI』

『覚え書き』に書かれてあるヒントは「木の道」「木のこぶこぶ」「赤い橋」「屋根の下の大きな石」「龍の頭」

探検中にも、SAMURAI修行が待っていました!「助さん」チームと「格さん」チームの対決です。

『ロープ1本で倒すべし!』

『自分たちの陣地を守れ!』

助さんチームも格さんチームも互角の勝負。最後の陣取り合戦の対決は…『水戸8☆SAMURAI』チームVS「大人」チームの対決となりました!

「大人」チームは『木の葉隠れの術』を巧みに使いながらも、やはり俊敏な動きの『水戸8☆SAMURAI』チームに敗北です…。

勝利した『水戸8☆SAMURAI』たちは、意気揚々と覚え書きのヒントをたどりながら、見事に『水のわく場所』を探し当てました!

水戸8黄門様も大喜び!

「さすが!水戸8☆SAMURAI!よくぞ 水のわく場所を探し当ててくれた!本当にありがとう!」

「くるしゅうない!思う存分に美味しい水を飲みたまえ!お持ち帰りも許す!」との水戸8黄門様のお言葉をいただき、龍の口から湧き出る美味しいお水をみんなで味わいました!

今回スカウトたちが探検した逆川緑地内でみんなが探し当てた「水のわく場所」は、水戸で有名な『笠原水源』です。1663年この水源を利用して水戸藩徳川光圀が飲用水確保のために敷設した日本で18番目の水道である『笠原水道』の水源です。今もなお、綺麗な水が沸き出ています。

東日本大震災のときにも地域の水戸市民の貴重な水確保のためにも活用されました。

また、探検途中でみつけた「木のこぶこぶ」は『呼吸根』といい、湿地帯で生育する木々の根が土中ではなく空気中に出て呼吸のためのガス交換をする特別な構造を持つ根です。逆川緑地は自然豊かで、こうした自然観察も行える素晴らしい場所です。

この自然豊かな環境を守るために、スカウトたちは探検をしながら「ごみバスターズ」としてごみ拾い活動も行いました。

『水戸8☆SAMURAI』たちは、勇敢であり、すすんで良いことをする立派な姿を見せてくれました♪

≪おまけ≫

最後に、水戸8黄門様からご褒美をいただきました♪ その昔江戸時代に水戸黄門様が食べたといわれる…おやつをいただきました♪