10月17日(日) 冷たい☔

小雨降る中、朝8:20水戸駅集合。 水戸線にて「稲田駅」まで。

「稲田駅」にて現地集合組と合流。 いよいよ『石切山脈&稲田の町探検』活動の開始❕

 

稲田駅前にて 「ここ、稲田の町はふるくてね…」と 隊長の話

少し小雨になったかな? 大丈夫!出発しよう‼

 

 

 

 

 

 

 

 

 

予報では止んでくるはずの雨、昨日とは打って変わって寒い日になったけどへっちゃらなスカウトたち。こんな日もあるさ♪

先ずは親鸞聖人が家族と一緒に20年間暮らしたという『西念寺』へ🥾🥾

山門をくぐると左手奥に大きなイチョウの木が

「すごいね!本堂が見えてきた」「滑るなよ!」

 

 

 

 

 

 

 

薄暗くて、し~ん♩として、お香の香りがする

雨に濡れたカッパ(レインコートの事だよ🧥)を脱いで本堂に入らせてもらいました。

中には阿弥陀如来、聖人と奥様の木像や、庭にあった天然記念物の《お葉付きイチョウ》の実が置いてありました。

次はいよいよ『石切山脈』へ🥾🥾

見て!見て!!  この絶景❕❕    深さ40mの地図にない湖🦕

「好きなだけ持ち帰っていいよ!」とのおことばに各々好きなだけ拾い、

お昼を食べて、次は『稲田神社』へ🥾  歩く&歩く🥾🥾

隊長の貴重なお話、たっぷりいただきました👍

解散する駅に着くころには雨も止んでホッとして、気づけば10㎞以上を歩いてきて、やっぱりちょっぴり疲れたスカウトたち。 みんな偉い❣

稲田の駅前には『石の百年館』という資料館があります。

ここでゆっくり稲田の白みかげ石のお話を聞きたかったのですが電車の時間に間に合わず。

今度は個人でゆっくり見学しようね。

さすが稲田石の町。あちこちに稲田みかげ石で作られたものがあります

お土産にもらった稲田石の文鎮  茨城県庁に使った石ですって🤩

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【隊長の声】

生涯において、石のこと考る機会、まずないでしょう。せっかくのチャンスだったのに、雨の中でとても残念。だから少し長めにしゃべらせてね。稲田石は地中の奥底で、マグマがゆっくり冷えてできたという説明覚えているよね。じゃぁ、どうして今は山になっているんだろう。

 

隊長は数十年前にNHK特集『動く大地の物語』(タイトル?)を見て、びっくりしたこと覚えています。だって、地面は今でもゆっくり動いているんだよ(確かハワイは1年で8cm程日本に接近中=数字には諸説あり)。地震や火山噴火なんてほんのニキビみたいなもので、山ができ海ができ、大陸が繋がったり離れたり、なんだってありあり。だから、地底で生まれた石の塊が地表にあっても全然おかしくないよね。自然ってすごいね。

 

話は変わるけど、雨中を歩きながら、宇(空間)宙(時間)は不思議だなぁと考えました。今みたいな交通も通信もない時代に、当時の都から遠く離れた稲田の地も歴史の舞台に関与。昔の稲田の住人が八雲の国の神話を知り稲田神社を建ててお姫様をまつり、1100年前にその神社が今流にいえば全国の神社トップ300にリストアップされたこと。900年前に思想犯として流されてきたお坊さんが新しい仏教(今でも最大信徒数の宗派)の教科書の原稿を西念寺で作成したこと。稲田石は約6千万年前に深さ10キロの地底で生まれもの。それらを京都に生まれた還暦過ぎのオヤジが、50年以上後から500キロ以上離れた地で生まれたスカウト達と、今一緒に見ていていること。時空って何?

 

ちっぽけな頭がパンクしそうなのを見兼ねたのか『茶人の心構えじゃないけど、今のひとときを大切に楽しめばいいよ』と、自然が秋の冷たい雨でモヤモヤをスッキリ洗い流してくれている気がしました。