7/26(金)〜28(日)の2泊3日に笠間市の岩間体験学習館にてカブキャンプを実施しました。カブスカウトたちは1年間の活動で身に付けたスキルをフル活用し愛宕山の天狗の修行に挑みます!

水戸8団のカブキャンプではそれぞれの目標をもって活動するために、すべての荷物を持って目標を宣言しながら”同心門”と呼ばれる門をくぐります。

目標は「熱中症にならないようによく寝てよく飲む!」「自分のことを自分でやる!」「仲良く楽しく過ごす!」など様々。

同心門をくぐるとスカウトの顔つきが変わるから不思議です。

天狗が住む愛宕山を背に全員整列して開会セレモニー。天狗も一人前の天狗見習い&カブスカウトを育てようと気合が入っているようです!

活動着に着替えたら、まずはテント設営!デンコーチ取得を目指すボーイ隊のサポートを受けながら、4張のテントを組み立てていきます!

曇り空とはいえ、梅雨明け直後の夏真っ盛り!途中冷えたバナナを食べながら休憩。バナナをおかわりするスカウトが続出するなど、カブ隊は元気いっぱいです!

エネルギーチャージしたスカウトたちは一気にテントを完成!みんなで協力すれば早めに作業を完了し、自由時間もたっぷり取れるんだね。周囲を散策しているとトンボを発見!みんなで指を伸ばすと指先にとまってくれました。スカウトもトンボも一休み。

夕食は保護者と団委員にご準備頂いた豚丼!軽く塩の効いた枝豆の付け合せも相まって、めちゃめちゃ美味しそう!

食事の挨拶担当の組がリードして「いただきます」の歌をみんなで歌います。合の手が入るなど食事前から盛り上がり、食事の際は思わず会話も弾みます!

夕食後の夜の活動は、いよいよ天狗修行!一の巻「夜空を見上げて」。天狗は夜空や星の変化から未来を見通します。そのため、まずは基本となる夏の星座を見つけるスキルを身につけるために、天狗から星空ビンゴの課題が出されました!

ただ、残念なことにこの日は曇。空を飛んで雲の上に行ける天狗はスカウトたちがまだ飛べないことを忘れていたようです。代わりに室内に星座を映す技をリーダーに伝授してくれました!

早速、副長から星座早見盤の使い方を教えてもらい、それを頼りに天井に映し出された星座からビンゴに書かれた9つの星座を探します!はくちょう座におとめ座、さそり座など夏を代表する星座を見つけるスキルを身に付けました!

初日の最後の活動は花火!みんなと一緒にやる花火はいつもと雰囲気が違って楽しい!最後はしっとりと線香花火で終了です。

ここで初日の活動でキラリを光ったスカウトをご紹介!カブスカウトのさだめは「自分のことは自分でします」。自分の靴を揃えるスカウトは◯、その上で他の人の靴まで揃えられるスカウトは◎です!その気持ち、姿勢をこれからも大事に、一緒に「一人前」を目指そうね!

二日目は朝から良い天気!3年生のうさぎスカウトは室内にデンリーダーと泊まる舎営、4年生のしかスカウトと5年生のくまスカウトはテント泊することが出来ました!起床時間の6時になるとスカウトたちが外に飛び出してきます!カブスカウトはいつも元気!

朝食の後、二日目の活動は「洗濯」から開始!便利な家電や優しい家族に囲まれ育ったスカウトたちは、洗濯機に入れれば翌日には綺麗になった服が用意されると思っているかもしれません。そんなスカウトたちは自分で昨日履いた靴下を手洗い、脱水、干して、取り込む一連の洗濯を自分の力でやります!目指せ全自動洗濯機ならぬ全手動洗濯機!ただ、こういった経験も一人でやったらつまらないけど、みんなで楽しみながらやると良い体験として、記憶に残るんだよね!

続いて天狗の修行 二の巻「工作」!天狗の必須装備といえば大風を起こすことが出来る「うちわ」。夏キャンプの装備としても必需品です!それぞれの想いを込めてオリジナルのうちわを作ります!天狗やキャンプ、星、花火など見返したらいつでもカブキャンプを思い出せるね!(噂によると天狗さんもみんなのうちわを見に来るらしいぞ!)

続いての工作は竹の水鉄砲作り!悪さをする者には一人前の天狗としてお仕置きが必要!その際に活躍するよく飛ぶ水鉄砲を作ります。材料は副長が準備してくれた野営場の竹といらなくなった靴下。しっかりと靴下とガーゼをたこ紐で固定し、空打ちしたら勢いよく空気が出るようになったらバッチリだ!

昼食後は天狗の修行 三の巻「ウォータープログラム」!どうやらこの辺りに農作業をしている人や歩いている人に突然水をかけていたずらをする水天狗がいるらしい、そいつをみんなで作った竹水鉄砲を使って懲らしめるんだ!どうやらボーイ隊のみんなも水天狗の術で操られているみたい、水鉄砲の水で目を覚まさせてあげよう!

激闘の後は癒しの時間。五右衛門風呂とドラム缶風呂に入って一人前の天狗になるべく精神集中!ほぼ全てのスカウトが初めての体験、ドラム缶風呂の深さや五右衛門風呂のスノコに苦闘しながらも、みんなで一緒入るお風呂は格別だったようです!

今の時代、天狗界にもグローバル化の波が押し寄せています。海外の天狗族との国際会議に参加する際、お互いの国を知らないと情報交換も出来ません。そこで、水に浮かぶ国旗を使ったカルタで国際理解を深めます。先生役のボーイ隊班長もスカウトたちが良く海外の国のことを知っているのでビックリ!

暑い夏の日の定番おやつと言えば「かき氷」!某リーダーに借りた「かき氷機」は氷の塊から削り出す本格仕様!その美味しさにスカウトたちも何度もおかわり続出。お腹を壊さなかったかな?

そして「おやつその2」は保護者の方から提供頂いたジャガイモを使ったフライドポテト!こちらもすぐに無くなってしまうほど大盛況!やはり美味しいものを見分けるスカウトたちの力はスゴいです!

おやつの後は天狗の修行 四の巻「カレー作り」!夕食のカレーの準備は組ごとに役割を相談して行います。年齢も料理の経験もバラバラなスカウト同士、どんな分担にしたら上手くいくか真剣に相談します。それぞれの出来ることで組に貢献し、目標を達成する。そんな協調性を天狗は身に付けてほしかったのかもしれませんね。

その後、夕食後に行う営火(キャンプファイヤー)の際に披露するスタンツ(出し物)の最終確認。これまで2回の活動で計画、準備したきた内容なので、どの組も素晴らしい仕上がりです!

ちょっとした隙間時間。遊びに行きたい気持ちを抑えて、テーブルを拭き上げる姿。水戸8団ではこのような人が見ていないところでも、みんなのためによい行いを自主的に出来るスカウトを応援しています!えらい!!

夕食は組ごとに自分たちで下ごしらえしたカレーを頂きます!何組のカレーが一番美味しいかな?野菜の形や大きさは違っても自分たちで用意したカレーが一番美味しかったようです!

夕食後は天狗の修行 五の巻「営火(キャンプファイヤー)」!組長たちが火の神を引き連れて点火!厳粛な雰囲気の中、燃え上がる炎が美しいです。

炎をみんなで眺めているとなんと火の神から驚きの発言!なんと、火の神と愛宕山の天狗は昔からの友達らしく、水戸8団の営火を一緒に見ようと約束していたらしいのです!!

そんな話をしていると、、、スカウトたちの背後から「お〜い、ひーちゃーん!」と大きな声!なんと、愛宕山の天狗の登場です!どうやら、天狗も修行で鍛えられたスカウトたちの姿を楽しみにしていたようです!

営火では、カブ隊の各組はちょっぴり緊張しながらも、準備した通り立派にスタンツを披露!堂々とした姿は立派でした!

その後、ボーイ隊、ビーバー隊とみんなが楽しめるスタンツを披露してくれ、大いに盛り上がりました。締めくくりはリーダーによるスタンツ、気づいたら全員で踊っていましたね!スカウトだけでなく、リーダー、団委員、保護者も一緒に楽しめるのが、水戸8団の営火の良いところですね!

最高に盛り上がった営火に満足した天狗が去り際、気になる一言。「先日、岩間体験学習館の上空を飛んでいた際、大事な宝箱のカギを落としてしまった。カギさえ見つけてくれれば中の宝は、くれてやっても良いのになぁ、、、」と。

営火の余韻を感じながらも二日目の夜はみんなぐっすり!

最終日の朝もみんな自分で起きて朝の準備と片付けを始めます。片付けの最中にはちょっとした擦り傷なども発生しましたが、そこは事前準備で学んだ「救急法」が大活躍!しっかりと傷口を洗い流したら、綺麗なタオルで止血。絆創膏で保護と、完璧!さすが、くまスカウトの組長だね!

テントも含めて帰りの準備が出来たら休憩時間。前日に駆けつけてくれたローバースカウトの差し入れのフルーツカルピスが沢山!これは選べない、、、ということで代表者によるじゃんけん大会に発展!代表者はカブキャンプを通じて組を支えてくれたデンリーダーにお願いしました。

スカウトたちの期待を背負いデンリーダーも真剣勝負!勝っても負けても誰もデンリーダーを責めるスカウトはいません。だってみんや同じ組の仲間!それぞれの組が笑顔でカルピスで乾杯です!

そしていよいよ天狗の修行も最後の集大成「組集会」!隊長から天狗からのカギのありかに関するヒントの手紙を受け取り、組ごとに協力しながらカギ探しに挑みます!

第1課題はブルーシートたたみ!どうやら、ローバー隊隊長がカギのありかに関する情報を知っているらしいとの天狗情報を頼りに、仕事に厳しいローバー隊隊長の頼みであるブルーシートたたみに挑戦します!シートの端が揃っているか、中で折れたりしていないかなど、しっかりと全員で協力して畳んだかをチェック!チェックを見守るスカウトもドキドキ!

第2課題はボーイ隊によるロープ結び!うさぎ、しか、くま、それぞれの年代に応じた結びを習得せよ!ボーイ隊の指導を受けながら、みんな真剣に本結びやひとえつぎをマスター!これでもう忘れないね!

最後の課題は団委員長によるカブスカウトの「やくそくとさだめ」のチェック!初心忘れるべからず、組ごとにカブスカウトになる際に宣誓した「やくそくとさだめ」を復習し、満を持して団委員長の前で披露!みんなしっかりと言えていて立派でした!

どうやら、団委員長がカギを拾って保管してくれていたようです。団委員長からカギを受け取ると、スカウトたちは一気に宝箱のもとに急ぎます!

ついに宝箱が開く瞬間!スカウト達は天狗の宝に興味津々!宝は、、、なんと、愛宕山を思わせる山の絵が描かれたネッカチーフリング!デンリーダーを含む全員分入っていました!おそろいのチーフリングはカブキャンプでの天狗修行の良い思い出だね!

閉会セレモニーの前に特に頑張ったスカウトへのアワード授与!整理整頓を完璧に行ったテント組やみんなの見ていない所で活躍したスカウト、アイデア満載のうちわを作ってくれたスカウト。人と違うことをするのは勇気が必要、でも水戸8団ではそんな勇気や努力をアワードという形で応援しています。良いところをお互いに認めながら共に成長していける場、それが水戸8団なんですね。

そして、最後に団委員長からサプライズアワード!その相手はなんとカブ隊隊長!今回のカブキャンプは隊長就任後、初めてのビッグイベント。各種準備やしおりの作成、事前の草刈りなど、本当に頑張りました!それも全てはスカウトたちの成長と笑顔のため!そんな隊長の姿を団委員長は見ててくれたようです。デンリーダー一同号泣。スカウトだけでなく、リーダーも保護者も成長できる場、それがカブキャンプなのかもしれませんね。

そして、2泊3日のカブキャンプもいよいよ閉会セレモニー。親元を離れて自分のことを自分でやり切ったスカウトたちは一段と立派になったような気がします。これがみんなで挑戦した結果であり、自信につながっているかもしれません。

カブキャンプは、ボーイ隊や保護者、団委員の協力無しには成立しませんでした。ありがとうございました!

そして、カブキャンプがカブスカウトたちにとって1年にわたる活動の集大成として、思い出に残る3日間になったのであれば嬉しいです!

元気ハツラツ水戸8カブスカウト!