9月4日(日)午前9時30分野営場に集合。夏の思い出と共に、たくましくなった姿で元気に集合したスカウトたちです♪ この日もボーイ隊・カブ隊・ビーバー隊が野営場に勢ぞろい♪ 各隊揃って合同で開会式を行いました。

9月は防災月間。万が一に備えて『自分の身を守る術(すべ)』を各隊がそれぞれに学びました。ボーイ隊・カブ隊は合同で『救急法』、ビーバー隊は親子で『防災について』を学びました。

「災害にはどんなものがある…?」災害についてのお話しを聞きます。いつ起こるか分からない「災害」に対して、事前に備え(心がまえ)をしておくことが大切!これを「防災」といいます。 防災を考えながら、いざ避難訓練開始!みんなで避難するときの合言葉は…『お・か・し・も・ち』

「火事が起こったとき、避難経路に煙が!どうやって逃げればいい…?」煙は上に向かっていく性質があるから、煙を吸わないようにハンカチで口を覆いながら「できるだけ姿勢を低くして逃げる!」

「災害時、家族と連絡を取りたい!そんな時、携帯電話と公衆電話どっちの電話を使う…?」大きな災害が起こると、携帯電話はつながりにくくなります。緊急のときは公衆電話の方がつながりやすいこと。災害用伝言ダイヤル「171番」を活用することも学びます。

さて、野営場での連絡手段は…『糸電話』😝

糸電話を通して、お父さん・お母さんと待ち合せ場所の連絡を取り合って、いざ避難。暗夜行路で暗闇を進み、深い森のなかを抜け、お父さん・お母さんと約束した待ち合わせ場所目指して避難を続けます。果たして…お父さん・お母さんと再会できるでしょうか…⁉

糸電話でしっかりと伝言を聞いて、指定された場所で無事にお父さん・お母さんと再会することができました♪

 

「新聞紙で、災害に役立つ便利なものを作ろう♪…何が作れるかな…?」 室内で地震が起きて、床にガラスが散乱!でも履くものない!そんな時に必要な『スリッパ』を作ります。食事をとる時にお皿がない!そんな時に必要な『食器』を作ります。

 

「災害がおきて、電気が使えない!そんな時、ご飯を炊くのどうする…?」防災飯を作って、みんなで試食します。お米と水・卓上コンロとガスボンベ・ビニール袋を使って調理をします。

本日のおかずは、自分の好きな缶詰を持参してきました。非常食用のパンの缶詰を紹介してくれたスカウトもいました♪

「さて、缶切りを使ったことがあるひと…?」の問いかけに…

みんな「・・・」

今は缶切り不要の便利なプルトップ式パッカン缶詰が主流で、プルトップ式缶詰しか知らないスカウトたちは「缶切り」なる道具の使い方を知りません。

その「缶切り」にもいろいろな種類があるなかで…刃の向きによって「前に進むもの」「後ろに進むもの」と切り方に違いがあること。特に、キャンプでよく使われるマルチツールの缶切りは、スイス製(ビクトリノックス))と日本製とで違いがあることを団委員長から教えていただき、実際に缶切りで缶詰を開ける体験もしました。

出来上がったご飯を新聞紙で作ったお皿に乗せて、大好きな缶詰めをおかずに「いただきまぁす♪」活動を終えたカブスカウトたちも羨ましそう!😍

楽しみながら防災を学んだビーバースカウトたち。

美味しそうに満面の笑みで災害飯を頬張るスカウトたちの笑顔😍どんなときにも子どもたちの笑顔は癒されますね♪

災害は起こらないことが何より!でも、いつ起こるかわからないのが災害!😓

いつでも備えることが大切。

今回の活動をきっかけに、何を備えたらよいのかを親子で話し合って防災に取り組んでいただければと思います♪

ボーイスカウトのモットー「備えよ 常に」