9月は防災月間として、水戸8団ビーバー隊は今月2回にわたって、防災についてを学びました。第2回目は、令和3年9月26日(日)水戸第2地区スカウトフェス2021ON-LINEにカブ隊も参加し、2地区内及び地区外のカブスカウト・ビーバースカウト・リーダーたちと一緒に学びました。

『防災危険予知トレーニング』では、2つの絵を見て「家のなかにどんな危険が隠れているか…」を考えて、いくつ見つけることができるかをトレーニング。ふだん生活する家の中でも危険な箇所がないかを、家族みんなでチェックし、身の安全を守るために備えることが大切なことを学びました。

『防災キムスゲーム』では、15個の防災に役立つアイテムを記憶して、いくつ覚えることができたかをチェック。避難所などでの感染予防のために「マスク」、公衆電話利用のために「硬貨」、災害時のストレスをためないために「ゲーム」や「ぬいぐるみ」など、つい忘れがちになってしまうアイテムも とても大切な防災アイテムであることを再認識することができました。

 

『ワークショップ』では、ラップを使って「ラップ手袋」「おさらンラップ」「ラップdeロープワーク」などなど、防災に役立つ活用法を学びました。

『おさらンラップ』は、水が使えない災害時において、食器の上にラップを敷いて食べ物をのせることで、食器を汚さず使える活用法です。今回は、お皿に敷いたラップの上に「今、食べたい!」ものを各自が自由に絵で表現しました。オムライスや焼き肉などの絵が上手に描かれて…みんなお腹が空いてきたのかな…!?。

使用したラップは、丸めてお皿洗いのスポンジ代わりに使える…など、とても便利なアイテム♪ カブスカウトから「キャンプでも実際に活用したい!」という声もあがり、災害時以外でもアウトドアでは必須のアイテムとなりそうですね!ちなみに…ラップは、応急手当でも包帯の代わりになりますよ!

 

最後にボーイスカウトが全国で展開している『防災キャラバン』の紹介動画をみてスカウトフェスは終了となりました。多くのことに気付かされ、学びの多いスカウトフェス2021でした。防災を学ぶなかで、改めて日頃からの「気付き」「備え」「人を思う気持ち」がとても大切であることを痛感しました。

 追記のメッセージ 

ボーイスカウト活動で揃える装備、学ぶ技術は、災害時にも大いに役に立ちます。野外活動を通して、忍耐力、協調性も育まれます。スカウトたちは、是非、一つひとつ その技術の習得に励んでください。そこで身につけた技術は、一生ものです!!

野外活動に興味のある方は、是非、野営場に体験にきてください♪