2021年7月10日(土)☀☁☔
梅雨らしい天候が続くなか、久しぶりに晴れ間☀が見えた日。
今日のカブ隊の活動は、自然観察🌳
那珂市にある清水洞の上公園で、ザリガニ釣り&ホタル狩りです。
ホタルの光が見える時間に合わせて、夕方に集合!
また、ホタルは匂いに敏感なため、虫よけスプレー等は厳禁なので、
今日は制服ではなく、長袖長ズボンを着用しての活動です。
遠くの方で雷⚡の音が鳴り響いていますが、日ごろ行いの良いスカウトたちなので、きっと大丈夫!!
まずは、みんなでザリガニ釣り🎣
それぞれ持ってきた餌を釣り竿に括りつけて、池の中にそっと釣り糸を垂らすと・・・
スカウトはもちろん、リーダーたちも童心に帰って、真剣に取り組んでいます。
すると、「釣れたよ~!!」スカウトの元気な声が聞こえ始めます。
スカウトたち、次から次へとザリガニを釣って、とても楽しそう!!
あっという間にバケツにはたくさんのザリガニが👀
たくさん釣れて、良かったね。
もちろん、釣ったザリガニはもとの池に戻してきましたよ。
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そうしているうちに…
空がだいぶ暗くなってきたので、ホタルが生息しているという場所へ。
懐中電灯の明かりを消して、静かに暗闇を進んでいくと・・・
そこは別世界!!
草むらでホタルがたくさん光り、とってもキレイ✨
スカウトたちからも「わぁ、キレイ!」「すごい!」などと、感動の声が自然と沸き上がります。
この日見られたホタルは、ヘイケボタル。
同じ場所で光り続けるホタルや、光りながら飛ぶホタルなど…
儚い光ながらも、一面がホタルの光に包まれているようで、心の琴線に触れる風景でした。
カメラでの撮影が難しく、お見せできないのが残念ですが、
幻想的な光景は、スカウトたちの心に刻まれたことと思います。
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その後、雨☔がポツリポツリと降ってきて…解散して駐車場に着く頃には、ゲリラ豪雨⛆となりました💦
まるで今日の活動が終わるのを待ってくれていたかのようでした。
なお、今回の活動場所であった「清水洞の上公園」は、地元有志の方々が管理・維持をされている公園で、ホタルが生育できる小川づくり、花木植栽、広場の整備などに尽力されています。「清水洞の上自然を守る会」の皆様、ありがとうございました。
【隊長の声】
今日の活動は、自然観察のうち、夏の水辺の生物編。
○エサを垂らすと、入れ食いする奴、猛スピードでバックする奴。後者の『去る蟹』の姿が名前の由来との説があるそうで納得。
○隊長が真剣に釣っていたのは、以前脱皮中の真っ白いザリガニを釣ったことがあり、その時の感動をみんなと分かち合いたかったから。残念ながら、『二匹目のどじょう』はいなかった。
○有名な『春はあけぼの』に続くのは『夏は夜』。ほたるの(中略)ただ一つ二つなど、ほのかにうち光りて行くもをかし。雨などふるもをかし。千年前の雅な世界の人と同じ感覚になれたかな。
○いっぱい釣れたアメリカザリガニは、近いうちに特定外来種に指定され、ペットとして飼えなくなるから気を付けてね。ところで、先週見た霞ヶ浦の水が濁っていたこと覚えているよね。僕たちが楽しみながら観察している自然環境、これを守ろうと懸命に頑張っている方々に感謝しようね。