1月11日(土)新年の集い『座禅会』を曹洞宗祇園寺(水戸市八幡町)で実施しました。水戸8団恒例の坐禅会は、今年で36回目。
今年もビーバー隊、カブ隊、ボーイ隊のスカウトと指導者、保護者の皆さんが大勢参加しました。
「坐禅は、寒さにも、痛みにも我慢するものではありません」のご住職のお言葉により、今年はインフルエンザが流行している折、上着着用して本堂に入ります。座禅の意味や作法を聞いて、一人ひとりが姿勢を正し呼吸を整え静かに坐位につきます。
いよいよ坐禅開始。
休憩を挟んで2回の坐禅体験をさせていただきました。
坐禅中に眠くなったり、姿勢が悪かったり、心が落ち着かない時は、ご住職が肩に警策(きょうさく)を入れてくれます。
今年は自分から警策を求める方が多く、本堂内のあちらこちらから肩を叩く音が本堂に響き、より一層背筋が伸びました。
坐禅のあと、ご住職から法話をいただきました。
「脚下照顧」(きゃっかしょうこ)・「看脚下」(かんきゃっか)
「自分の足元を照らし、足元をしっかり見なさい。」
他人に対して理屈や文句を言う前に、自分の行いを振り返り、自分自身を反省し、今の行動や生活が正しいかを常に自分自身に問いかけなさい。
「脚下照顧」は、寺院玄関にも掲げられている禅のお言葉。「履き物をそろえましょう」という意味で使われています。
履物を揃えるという行いには、「自分自身を見つめる」「自分の行いを振り返る」ということにつながっているという深い意味があることを教えていただきました。
禅宗では日常生活のすべてが修行だと考えられており、最も身近な足下にこそ真理があると言われています。
今年一年この言葉を忘れずに、日常生活の細やかな動作にも気を配り、生活行動に活かしていきたいと思います。(👏合掌)
新年からビーバー隊には、仮入隊スカウトが加わります。
今年も、水戸8団の皆さん、元気に活動を楽しんでいきましょう‼ ✊