令和6年6月30日(日)とちぎ海浜自然の家(茨城県鉾田市玉田336-2)集合8時40分・解散14時00分。本日の活動は,海や川、プールなど水辺での事故を防ぎ,自分の命を守るために必要な知識・技術を身に付けるためカブ隊とビーバー隊合同で『着衣泳』訓練を行いました。

今回利用させていただいた『とちぎ海浜自然の家』は,海のない栃木県の子どもたちや県民の方々に,海の自然や海にかかわる産業・文化などに触れる機会を提供する社会教育施設です。リニューアルに伴い,栃木県内以外の方でも利用が可能となり、利用させていただきました。

広大な海が見える素晴らしいロケーションの施設ロビーにて,カブ隊とビーバー隊合同で開会式。直ぐに着衣泳活動に入れるように,準備万端な状態で各隊整列。隊長から本日の活動説明が終わると…『変なおじさん⁉』登場…いえ!最近のカブ隊活動に必ず登場する『地球おじさん🌎』がこちらの会場にも登場しました♪

プールに移動し、いよいよ活動開始です♪

日本ライフセービング協会の大学生現役ライフセーバーの方々から着衣泳のご指導を受けました。

「もし,みんなの前で人が溺れていたらどうする…⁉」

水中に溺れた人がいた場合, 大事なことは「助けを呼ぶ!」「周りの人に知らせる!」

まず初めに,一番大事なことをライフセーバーの方が教えてくれました。

助けようと自分が水に飛び込んでしまうと…一緒に溺れてしまう…というその危険な状況を実際に実演して教えてくれました。

着衣のまま水に入ってみよう!

実際に衣服や靴を着衣したまま水に入ってみます。

服が水を含むと体が動きづらくなることを体感し、体も重くなり溺れる危険性があることを体験します。

浮いて待つ

自分が水中に落ちてしまったときに直ぐにとるべき行動は、慌てずに体の力を抜いて,背浮き(仰向け)で体を浮かせます。

浮力のある身近なものを使って浮いてみる

体を浮かせるために服・靴,或いは空の2ℓペットボトルや浮き輪などの浮力を利用して、体の力を抜いて背浮き(仰向け)で体を浮かせます。

水中で溺れた人に,浮力のある身近なものを投げ入れてあげるのも効果的であることを体感します。

救出ボードで救出

救援ボートがきたらそれにつかまり、ゆっくり沖まで引っ張ってもらいます。

みな、無事に陸に上がり、着衣泳訓練無事終了。

約2時間の着衣泳訓練を終え,みんなお腹ペコペコです。

場所を変え,昼食タイム。

昼食後は,各隊に分かれて施設内を見学。カブ隊は、図書館で海の生き物大研究。

ビーバー隊は、海に関する展示物が多数展示されている『海の展示館』を見学。お魚水槽もあり,実際に海の生き物を間近で見ることもできました。展望フロアでは,望遠鏡で太平洋に浮かぶ漁船を見ることもできました。

 

水戸市内で着衣泳訓練を行う施設提供がないなかで、今回「とちぎ海浜自然の家」の施設を利用させていただき,水戸8団着衣泳訓練は約6年ぶりに実施しました。

今回の着衣泳訓練に当たり,ライフセーバーの方々は,実演を交えながら大変わかりやすく指導してくださいました。特に,ビーバー年代には,水に慣れるところから優しく指導していただき、スカウトたちは,真剣ながらも楽しみながら着衣泳という大変貴重な体験をすることができました。

年齢や体格によって,救出方法も違ってくるかと思います。

今後,継続的に各隊でこの着衣泳訓練を行う機会が持てたらいいですね♪

★🥰嬉しいニュース🥰★

カブ隊・ビーバー隊に新たに仲間が増えました♪

本日の活動昼食後に,カブ隊・ビーバー隊合同で入隊式を行いました。

それぞれに水戸8団ネッチの授与を受け,水戸8団の仲間となりました。