6月23日(日)ひたちなか市大島コミュニティーセンターに9時30分集合・11時30分解散。
本日の活動は、日本の「お・も・て・な・し」の文化を知り、その心を学ぶため日本伝統である「茶道」の体験を行いました。
本日講師としてお招きした先生は、表千家教授白井宗芬先生。
和室に着物姿のご婦人を見つけ、集まってきたスカウトたちは…ドキドキ。
けれど、その着物姿にいつもと違う雰囲気を感じながらも、見覚えのあるお顔にホッした様子。
そうです。本日の茶道の先生は、カブ隊の隊長でした!😝
茶室には、季節のお花が活けられ、お客様をお迎えする「お・も・て・な・し」の心がすでに整われています♪
お菓子の食べ方
お茶を飲む前に茶菓子をいただきます。
茶菓子をいただくときのあいさつの仕方、懐紙の使い方を教えていただきます。
緊張気味のスカウトたちも『鮎』の形のお菓子をいただいて、笑顔があふれます♪
お茶の飲み方
お茶をいただく前のあいさつ、お茶碗の持ち方、お茶の飲み方を教えていただきます。
「お茶飲んだときある!」と言いながら…お点前のお茶を飲んでみると…「いつも飲んでいるお茶と違う!」😓
煎茶と抹茶の味わいの違いを感じたようです。「ちょっと…苦い!」とスカウトたち。😓
けれど、保護者の皆さまは「結構なお点前で」と顔がほころびます♪ 🥰
畳の歩き方
畳のうえの歩き方を教えていただきます。
表千家は、たたみ一畳をおよそ六足で歩き、半畳の場合は三足、足幅の分だけ前へ進めてかかとをスルように歩みます。
「畳のへりを踏まず、美しく歩くこと」
お点前
お茶を点てる一連のお作法「点前」を教えていただきます。
茶壷から茶さじでお抹茶を器に入れます。こぼさないように…慎重に…。
お抹茶を器に入れたあとは、茶釜のお湯をそそぎます。
茶せんでお茶を点ててみよう。上手に点てられるかな…!?
先生から茶せんの持ち方・お茶の点て方を教えていただきます。
お茶を点てるスカウトの姿は、真剣でした。集中してお茶を点てていました。
自分で点てたお茶のお味は?…「美味しかった♪」…でも…「苦い」…😓
ビーバー年代は、味覚が鋭いだけに大人よりお抹茶の「苦味」を強く感じるのかもしれませんね…。
今回の「茶道」体験では、先生に、ビーバー年代に合わせてとてもわかりやすく・丁寧に・楽しくご指導いただきました。
「茶道」の所作には常に相手を思いやる心があることを知り、スカウトたちは「茶道」という日本文化に触れる貴重な体験をしました。
最後に、先生からビーバースカウトたちとお茶を楽しめた「一期一会」の感謝の言葉をいただきました。
茶道では「今日のその時は二度とやってこない」と心して、一杯のお茶を客人に差し上げるために、そのお客様のことを考え、趣向を凝らし心遣いをするのです。
今日のこの時、先生の教えとともに仲間と茶道を体験したことをスカウトたちは一生忘れないことと思います。
再び数年後に茶道と向き合う日が訪れたときには、また違った視点、感性が生れることと思います。
そして、将来、海外の人々と国際交流をするときには、日本伝統のマナーを伝えられる人になってくれることと思います。
カブ隊隊長、素晴らしい「一期一会」の時間をありがとうございました♪ 心より感謝いたします♪🥰