6月9日(日)9時40分赤塚ミオスに集合。

本日のテーマは「福祉ってなに…⁉」

ボーイスカウトの「ちかい」のなかに、「いつも、他の人々をたすけます」という一文があります。

人として、ボーイスカウトとしてみんなが幸せに、ゆたかに暮らせるように、困っている人がいたら助け合っていくことが大切。

今日の活動では、たくさんのことを体験して、ビーバースカウトでもできる「みんなのため」ってどんなことかを考えながら活動します。

活動に入る前の開会セレモニーで、正に本日のテーマを普段の生活で実践したビッグビーバーの善行を称えました。

スカウトがスーパーで家族と買い物をしていたとき、困っていたご高齢の方の手助けをして、その方から感謝されたというエピソード。彼の行動はボーイスカウトの「人のために役立ち、感謝される人」としての立派な行動であることを称えました。

世の中には、目の見えない人、手足の不自由な人、耳の聞こえない人などいろいろな人がいることを知ります。

「もし、そうした人に出会ったら、どうしたらよいのか…?」

自らその体験をしながら、どんなお手伝いをしたらよいのかを考えます。

目が見えなくてもできることを体験

一人ひとり目隠しをして、モノ当て、匂い当てゲームをしました。

目が見えなくても、鼻👃や手✋などの五感を使って行動できることを体験しました。

目が見えないとき、安心できることを体験

一人で歩くとき、そばで寄り添って声をかけながら一緒に歩く人がいることで安心して歩くことができることを体験します。

 

スカウトたちは活動場所である赤塚ミオスの廊下に、点字ブロックや点字があることを発見!

まちの中でも、私たちの身のまわりには、目が見えなくても安心して暮らしやすい工夫がされていることがわかりました。

点字ブロックの上などに障害物を置かないよう配慮するなど、私たち一人ひとりの心がけが大切であることにも気づきがありました。

自分の脚で歩けない時、車いすがとても大切なことを体験

安心して乗ってもらうにはどうしたらいいかを考えながら、乗る人と押す人それぞれの立場に立って学びを深めました。

耳が聞こえない人は手でお話しすることを体験

耳が聞こえない人は「手話」でお話しをします。「手話」は、手や指の動きや、顔の表情などを組み合わせて表現する言葉です。

「手話サークルさくらんぼ🍒」の代表を務める青木千鶴子先生をお招きして、楽しく手話を教えていただきました。

 

スカウトたちは、覚えるのが早いです!

ひらがなを、一文字ずつ表す「指文字」。早速、自分の名前のひらがなを「指文字」で表していました♪

「手話」は言語なので、何回も繰り返しながら覚えることが大事。「手話」を少しずつ覚えられたらいいですね♪

今回の体験をきっかけにスカウト一人ひとりに気づき💡があったことと思います。

地域で困っている人に出会ったときには、「何かお手伝いしましょうか…?」のやさしい声が掛けられ、お手伝いができる人になってくれたら嬉しいです♪